この記事で解決できるお悩み
- 家庭菜園のメリットを知りたい
- 家庭菜園のデメリットを知りたい
- 家庭菜園のデメリットを克服する方法を知りたい
はじめまして。畑やプランターで家庭菜園を楽しんでいるイケダです。
このページでは「家庭菜園のメリットとデメリット」を何処よりもわかりやすく解説します。
土に触れ、種をまき、緑が育っていく様子を家族で見守る…家庭菜園には、そんな素敵な魅力がたくさん詰まっています。
でもいざ始めようと思うと
- 本当にメリットがあるの?
- 実はデメリットがあるんじゃないの?
- 忙しい毎日でも続けられる?
と不安になりますよね。

そんな不安や疑問を解消できるように、私の実体験を交え家庭菜園のリアルなメリットとデメリットを解説していきます。
この記事を読んでいただければ、家庭菜園のメリットとデメリットを把握することができ、安心して家庭菜園を始めることができるようになりますよ!
【これが魅力!】家庭菜園で得られる嬉しいメリット6選


家庭菜園は生活を豊かにしてくれるたくさんのメリットがあります!
特に子育て世代のパパ・ママにとっても嬉しいポイントがたくさん!ここでは、代表的な6つのメリットを具体的にご紹介していきます。
メリット1:新鮮!採れたての野菜は超美味しい
家庭菜園の最大のメリットは、なんといっても「採れたての新鮮な野菜が食べられること」です。
スーパーで買う野菜ももちろん美味しいですが、自分で育てた野菜の味は格別です!



完熟してから収穫したトマトの濃厚な甘みや、朝採りのキュウリのみずみずしさは控えめに言って最高です
その理由は、収穫してすぐに食べられる鮮度の高さにあります。
スーパーで売っている野菜は収穫から実際に食べるまで時間がかかりますが、家庭菜園だと収穫してすぐ食べることができますよね。
普段野菜嫌いの娘たちも畑で取れた野菜は「美味しい!」と言って食べてくれます。
それくらい採れたての新鮮な野菜はとても美味しいです!
メリット2:家計に優しい!食費の節約ができる
家庭菜園は、「食費の節約につながる」という実用的なメリットもあります。
毎日野菜を食べようと思うと意外と大きな出費になりますよね。
例えば、夏野菜のミニトマトやキュウリ、ナス、ピーマンは、比較的育てやすく収穫量も多いので、栽培期間中はこれらの野菜を買わずに毎日食べることができます。



ナスは上手に育てたら1シーズン100個ほど収穫できます。正直食べきれないのでご近所さんや友人にお裾分けであげるくらい収穫できます!


夏野菜の苗は安ければ約80円ほどで購入できるので、3〜4個収穫できれば元が取れます。
種や苗、肥料などの初期費用はかかりますが、上手に育てれば十分に元が取れ結果的に食費の節約につながります。
メリット3:自然と触れ合うことで癒される
家庭菜園を通じて自薦と触れ合うことで、心身ともに癒される効果があります。
植物の成長を日々見守り、お世話をすることは、心を落ち着かせ、穏やかな気持ちにさせてくれますよね。
これは園芸療法としても知られており、実際に土に触れることでセロトニンという幸せホルモンの分泌が促されているといわれています。
人は自然や動植物を好み、自然や植物とのかかわりの中でストレスが軽減すると考えられています。この考えはWilson(ハーバード大学教授)やKellert(イエール大学教授)によってバイオフィリア仮説として提唱されました。
日本園芸療法学会より引用
自然に囲まれている登山やキャンプもストレスの発散になりますよね。家庭菜園で自然に囲まれるのと同じような効果があるんだと思います。
仕事、育児、家事でストレスが溜まっている人に家庭菜園をぜひ経験してほしいです。
メリット4:子供と一緒に収穫を体験できる
家庭菜園をしていると子供達がとても喜びます!
子供達も種まき、苗の植え付けに興味津々で喜んで水やりも手伝ってくれます。特に大きな野菜を収穫したときは超大盛り上がり!
「子供たちとの写真」
一緒に野菜を育て、成長の過程を観察し、そして自分の手で収穫する。この一連の体験は子供達にとっても貴重な経験になっていると思います。
特に子供達の大好きな野菜、果物を一緒に育てると特に喜んでくれますよ!
メリット5:市販されていない野菜・果物を作れる
家庭菜園では、「スーパーでは売られていない珍しい野菜や果物も収穫できる」という楽しみがあります。
お店に並ぶ野菜はメジャーな品種が中心になりがちですよね。
理由としては
- そもそも生産量が少ない
- 日持ちしない
- 柔らかく輸送すると痛む(特に果物)
といった理由から珍しい野菜はスーパーに並ぶことはごく稀です。
家庭菜園で自分で育てればカラフルなミニトマトや、ちょっと変わった形のナス、海外のハーブなど、自分の好きな野菜を育てることができます。
お子さんと一緒に図鑑やインターネットで調べて、「今年はどんな珍しい野菜を育ててみようか?」と計画するのも楽しいですよ。
「白なす、ジャンボシシトウの画像」
自分たちで育てた珍しい野菜が食卓に並べば、家族の会話も弾み、食事の時間がより一層楽しみになりますよ。
メリット6:楽しみながら適度な運動ができる
家庭菜園は、「楽しみながら適度な運動ができる」という点も魅力です。
水やりや草むしり、土を耕す作業は結構体を使います。ジムに通わなくても定期的に運動することができます。
普段デスクワークが多い方や、運動不足だと思っている方にも無理なく続けられる運動習慣になりますよ。
太陽の光を浴びながら作業することは、気分のリフレッシュにもつながります。
体を動かして汗をかき、収穫した野菜を美味しく食べる…そんなサイクルを続けたら心も体も元気になりますよ!



短い時間でも畑仕事をすると毎回一汗かいて体がポカポカになります!
【後悔しないために】家庭菜園の知っておくべきデメリットと注意点5選


ここまで家庭菜園のメリットをお伝えしてきましたが、家庭菜園にはデメリットもあります。
始める前にデメリットとその対策を知っておくことで、より楽しく家庭菜園を続けることができますよ。
デメリット1:プランターを置くと庭、ベランダが狭くなる
家庭菜園のデメリット5つ目は「プランターを置くと庭、ベランダのスペースを圧迫する」ことです。
- プランター
- 園芸道具
- 肥料
などの保管スペースが結構必要だからです。
広い畑でのびのびと野菜を育てるのが理想的ですが、限られたスペースしかない場合でも諦める必要はありません。
解決策
- 近所の畑を借りる
どうしても自宅にスペースがない場合は近隣の貸し農園や市民農園を借りる方法もあります。
畑って借りれるの?と疑問に思う方もいると思いますが、探せば貸し農園は結構あります。



実際に私も貸し農園で家庭菜園を楽しんでいます。
個人で畑を貸しているところ、市が運営しているところ、企業が畑を貸しているところ色々ありますよ。
畑を借りる方法はこちらで詳しく解説しています。
※↑をクリックすれば該当箇所にスクロールします
デメリット2:日々の水やり・管理に手間と時間がかかる
家庭菜園のデメリット1つ目は「日々の水やり、管理に手間と時間がかかる」ことです。
- 毎日の水やり
- 雑草とり
- 害虫のチェック
など美味しい野菜を収穫するためには定期的にお手入れが必要です。
朝の忙しい時間や、仕事から帰ってきて疲れているときに、水やり、雑草とりを行うのは正直大変です。
この管理と手間がかかるデメリットは少し工夫することで解決可能です。
解決方法
例えば、
- 毎日の水やり = 底面給水機能がついたプランターを使用する
- 雑草とり = マルチを敷いて雑草が生えないようにする
- 害虫チェック = 害虫予防のスプレーを使用する
家庭菜園で大変なことは工夫することで多くのことが簡単にできますよ。



私の場合は無料で貰う「もみがら」でマルチを行っています
デメリット3:道具・土・肥料などのコストがかかる
家庭菜園のデメリット2つ目は「道具、土、肥料にコストがかかる」ことです。
- 道具:プランター、スコップ、ジョウロ、支柱
- 土:培養土、牛糞、腐葉土
- 肥料:鶏糞、化成肥料、液体肥料
などを揃えると数千円の費用がかかります。
「お金をかけて道具や肥料を揃えても、すぐに枯らしてしまったら元も子もない…」と不安に思ってしまいますよね。
解決方法
最初はコストかけず100円ショップで道具を揃えましょう。
ダイソーやセリアでは培養土、園芸道具、肥料まで格安で売られています。
初期投資を抑えつつ、徐々にステップアップと共に良い道具を揃えていけば負担は少なくなりますよ。



実際に私も野菜の種は主にダイソーで購入しています。
2袋100円で購入できるのでとてもお得です!
デメリット4:収穫量、品質が天候に左右される
家庭菜園のデメリット3つ目は「天候によって収穫量や品質が左右される」という不安定さです。
長雨が続いたり、暑い夏が続いたりすると楽しみにしていた野菜がうまく育たないこともあります。
「一生懸命お世話したのに、全然収穫できなかったら悲しい…」と感じるかもしれません。
解決方法
- 長雨の場合はビニールトンネルで雨風を防ぐ
- 猛暑の場合は日陰に移動させる
- 雨、猛暑に強い品種を選ぶ
長雨や猛暑は自然のことなのでコントロールできませんが、工夫すれば被害を抑えることもできます。



特に猛暑の時は水切れも起こりやすいです。プランターで家庭菜園を行っている方は1日1回は水やりをしてください。
デメリット5:虫が必ず寄ってくる
家庭菜園のデメリット4つ目は「虫が必ず寄ってくる」ということです。
- アオムシ
- アブラムシ
- ヨトウムシ
- ナメクジ
野菜を育てていると、野菜を食べる虫が絶対にやってきます。
特にアブラナ科の野菜はアオムシの大好物です。防虫ネットをかけないと収穫前にアオムシに全て食べられてしまいます。


解決策
- 防虫ネットを張る
- 自作虫除けスプレーを使う
- 農薬を使用する
上記の方法で大抵の虫は防ぐことができます。
農薬を使いたくない場合は防虫ネットか自作の木酢スプレーなどを定期的に吹きかけましょう。



防虫ネットと自作の木酢スプレーを使えば大抵の害虫は避けることができますよ。
「虫対策 内部リンク」
デメリットを賢く克服!家庭菜園を長く楽しむためのコツと対策を紹介します
デメリットを知ると少し不安になってしまうかもしれませんが、大丈夫です!
ちょっとしたコツや工夫でデメリットを上手にカバーすれば、家庭菜園を長く楽しむことができます。
ここでは、具体的な対策法をご紹介します。
対策1 :失敗が少ない野菜を選ぼう
家庭菜園を楽しく続けるためには、「失敗が少ない野菜を選ぶ」を選ぶことがとても大切です。
野菜には管理が簡単な野菜と難しい野菜があり、管理が難しい野菜は家庭菜園初心者にはハードルが高いからです。
管理が簡単で失敗が少ない野菜は以下の通りです。
- ミニトマト
- カブ
- リーフレタス
- 空芯菜
- ニラ
- ネギ
これらの野菜は比較的病害虫にも強く、特別な手入れもあまり必要としないため初心者さんでも簡単に育てれます。



これらの野菜は簡単に育てれて、美味しい野菜なのでぜひ栽培してみてくださいね!
対策2:ホームセンターで野菜苗を購入しよう
野菜は種から育てるよりも、ある程度育った「苗」からスタートすると失敗が少ないです。
種から育てると、
- 発芽しない
- 育つ前に枯れる
- 大きくなる前に虫に食べられる
といったリスクがあるためです。
苗であれば購入してすぐ植え付けれるため、手軽に栽培をスタートできます。



野菜苗はプロの農家の方が育てた丈夫なものです。
ホームセンターで安価に購入できるので活用しましょう!
対策3:栽培スペースがない場合は市民農園か貸し農園を探してみよう
自宅の庭やベランダのスペースが狭く栽培が難しい場合は近くの市民農園か貸し農園を探してみましょう。
「畑って借りれるの?」と疑問に思うと思いますが、実は畑って借りれるんです。
例えば
- 市町村が運営している市民農園
- 個人で運営している貸し農園
- 企業が運営しているサポート付き貸し農園
などがあります。



私も貸し農園を借りて家庭菜園を楽しんでいます。
市民農園や貸し農園は結構あるので、近所で探してみてください。
「畑を借りたい」内部リンク
まとめ
家庭菜園のメリット・デメリットから、具体的な解決策までご紹介しました。
家庭菜園は、
- 採れたての美味しい野菜を味わえる
- 食費の節約
- 心身のリフレッシュ
- 家族で楽しめる貴重な体験
などたくさんの魅力があります。
手間や初期費用、天候に左右されるといったデメリットもありますが、上手に付き合っていくことで、家庭菜園はもっともっと楽しくなります!
自分で育てた野菜が食卓に並ぶ日を想像してみてください。家族の笑顔が増え、食べることへの感謝の気持ちが自然と芽生える…そんな素敵な未来が待っています。
この記事が、皆さんの家庭菜園ライフのスタートを切るための一助となれば嬉しいです。
家族みんなで、美味しくて楽しい家庭菜園ライフを始めてみましょう!